3Fフロアでは、循環資源としての紙を支える仕組みに焦点を当てた展示を企画しています。古紙パルプとバージンパルプ、それぞれの特性や役割を紹介し、紙が繰り返し生まれ変わる循環の仕組みや、持続可能な森林資源との関わりをひもときます。
クロストーク
参加クリエイターによるクロストークをはじめ、
日本製紙連合会による「紙と環境」に関する講演や、
本展企画・構成の原研哉氏にも登壇いただきます。
展示とあわせて、ぜひご参加ください。
参加クリエイターによるクロストークをはじめ、日本製紙連合会による「紙と環境」に関する講演や、本展企画・構成の原研哉氏にも登壇いただきます。展示とあわせて、ぜひご参加ください。
参加費:無料(事前申込制・先着順)
クロストーク予約
岡﨑龍之祐|アーティスト・デザイナー
1995年広島県生まれ。2021年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。現在は東京を拠点に、アートやファッションの枠組みにとらわれず活動している。布を用いた彫刻作品を中心に、手の感触や素材の反応を手がかりとして、土地の歴史や自然への敬意、祈りの感覚を造形へと展開。代表的な「JOMONJOMON」シリーズでは、縄文土器の力強い文様を現代的に解釈し、過去から連なる文化の記憶を呼び起こしている。近年はメトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、中之島美術館など国内外で作品を発表。
原 研哉|デザイナー
日本デザインセンター代表。武蔵野美術大学教授。主な仕事に、TAKEO PAPER SHOW「RE DESIGN」「HAPTIC」「SUBTLE」「PACKAGING──機能と笑い」展のキュレーション、「Ex-formation」などの教育活動、長野オリンピックの開・閉会式プログラム、愛知万博公式ポスターのデザインなど。2002年より無印良品のアートディレクターを務めるほか、外務省「JAPAN HOUSE」で総合プロデューサーを務めるなど、活動領域は拡張を続けている。著書に『DESIGNING DESIGN』(Lars Müller Publishers)、『白』『白百』(中央公論新社)、『日本のデザイン』(岩波新書)など。
嘉戸 浩|かみ添店主・唐紙職人
1975年京都市生まれ。2002年Academy of Art University(San Francisco)グラフィックデザイン科卒業。ニューヨークでデザイナーとして活動後、帰国。京都の老舗唐紙工房で修行、2009 年独立、工房兼ショップ「かみ添」を京都の西陣にオープン。建築関連の仕事に、和光本店地階改修(2024年 新素材研究所)、立礼茶室「然美」(2022年 Taiga Takahashi)、Ace Hotel 京都(2020年 Commune Design)など。その他に杉本博司、鹿児島睦、坂本龍一、Arts & Science、smbetsmbなどのアーティストやデザイナーに唐紙を提供。
大黒大悟|デザイナー
1979年生まれ。2003年日本デザインセンター入社。2011年に大黒デザイン研究室を設立。2018年より拠点をロサンゼルスに移し、日本デザインセンターUSA代表を務める。視覚言語を軸に、平面から立体、空間まで領域を横断したデザインを手がける。コンセプト構築から表現まで一貫して関わり、ものごとの背後にひそむ思想や価値を可視化することで、社会や文化と向き合うヴィジュアルコミュニケーションの可能性を探求している。東京ADC原弘賞、JAGDA新人賞、D&AD、NYADC、One Showほか受賞。
朝吹真理子|作家
1984年東京都生まれ。2009年、『流跡』でデビュー。2010年、同作で第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、『きことわ』で第144回芥川賞を受賞。近刊に小説『閉じた目』(2026年)、『ゆめ』(2026年)、『TIMELESS』(2018年)、エッセイ集『信号旗K』(2026年)、『だいちょうことばめぐり』(2021年)、『抽斗(ひきだし)のなかの海』(2019年)がある。
鎌村和貴|書家
1985年徳島県生まれ。大東文化大学文学部書道学科卒業、武蔵野美術大学大学院基礎デザイン学コース修了。卒業後は資生堂デザイン部でデザイナーとして勤務。2018年地方へ拠点を移し、独立。文字を主軸に、個展や企業広告、イラストやデザインなどの制作活動を行っている。主な個展に「美しい森 美しい泥」「メルシーボークーの朝」「I have a pen.」。主な仕事に、大丸東京店新春ディスプレイ(2022–2024年)、ete 2025 HOLIDAY「VERY MERRY」、すき家うな牛(2022 –2026年)、秋田米「サキホコレ」など。
nomena|エンジニア集団
2012年設立。日々の研究や実験、クリエイターやクライアントとのコラボレーションを通して得られる多領域の知見を動力にして、前例のないものづくりに取り組み続けている。主な仕事に、宇宙航空研究開発機構JAXAなど研究機関との共同研究や、大阪・関西万博ブルーオーシャンドーム 水のアートピース制作、東京2020 オリンピック・パラリンピック聖火台の機構設計、セイコーウオッチとの共同作品「時計の捨象」など。主な受賞歴に、毎日デザイン賞(2025年)、日本空間デザイン賞銀賞(2023年)、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2022年)他。
原 研哉|デザイナー
日本デザインセンター代表。武蔵野美術大学教授。主な仕事に、TAKEO PAPER SHOW「RE DESIGN」「HAPTIC」「SUBTLE」「PACKAGING──機能と笑い」展のキュレーション、「Ex-formation」などの教育活動、長野オリンピックの開・閉会式プログラム、愛知万博公式ポスターのデザインなど。2002年より無印良品のアートディレクターを務めるほか、外務省「JAPAN HOUSE」で総合プロデューサーを務めるなど、活動領域は拡張を続けている。著書に『DESIGNING DESIGN』(Lars Müller Publishers)、『白』『白百』(中央公論新社)、『日本のデザイン』(岩波新書)など。
写真:河内 彩
荒牧 悠|デザイナー・アーティスト
1988年神奈川県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。2023年より多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師。構造や仕組み、人の認知に注目した作品を制作している。作るオブジェは動いたり動かなかったり、扱う素材は様々。その素材だからこそできる形や振る舞いを見つけたい。主な参加展覧会に企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」(2024年 21_21 DESIGN SIGHT)、「デザインあ展neo」(2025年 TOKYO NODE GALLERY)。個展「荒牧 悠“こう (する+なる)” ──phenomenal #02」(2022年 nomena gallery Asakusa)など。
坂下 麦|デザイナー・医師
2016年武蔵野美術大学基礎デザイン学科修士課程修了後、2017年ローザンヌ美術大学(ECAL)をスイス政府給費留学生として修了し、独立。手による造形を重視し、デザインとクラフトの中間点で活動している。主な受賞歴は、サローネサテリテアワード3位(2019年)、Maison&Objet Rising Talent Awards(2022年)など。代表作のSUKIが、2018年Wallpaper* 誌においてGraduate Directory 2018 に選出され、Rossana Orlandi Gallery(イタリア)などで展示されてきた。
寺山紀彦|デザイナー・美術作家
日本でデザインを学んだ後、オランダのDesign Academy Eindhovenに留学し、コンセプチュアルデザインを体感。帰国後にstudio noteを立ち上げる。自主プロダクトの制作をはじめ、クライアントワーク、内装設計、店舗アートワークなど、多岐にわたるデザイン活動を展開。同時にアート制作も行い、海外のアートフェアやギャラリーでの展示など、美術作家としても国内外で活動している。
山口信博|グラフィックデザイナー
1948年生まれ。桑沢デザイン研究所中退。コスモPRを経て1979 年独立。2001 年有限会社山口デザイン事務所、同時に折形デザイン研究所設立。主な仕事に住まいの図書館出版局『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、鹿島出版会『SD』のアート・ディレクターなど。著書に『白の消息』(2006年 ラトルズ)、『つつみのことわり』(2013年 私家版)、句集『かなかなの七七四十九日かな』(2018年 私家版)、『ぼくの始末書』(2024年 BON BOOK)、『折形のコードとモード』(2025年 BON BOOK)など。2018年「折りのデザイン」で毎日デザイン賞受賞。
Rivotorto Pieces|クリエイティブユニット
各地からさまざまな紙を見つけ出しては、紙を破り、編み、貼ることで、さまざまな「Paper Textile」を展開する小島沙織と島田耕希によるユニット。あるときは遠く異国の土地に思いを馳せながら、またあるときは私淑する先人に思いを寄せて、歴史と文化から着想した作品を制作する。主な展示歴として、個展「Passage of Paper Textile /紙々の断章」(2023年 FRAGILE BOOKS)、「鳥渡の浮遊」(2024年 twililight)、「手渡しのおはなし」(2026年 twililight)ほか。また山縣良和氏が主宰するファッションブランド「written by」のテキスタイルのアートワークを2024年より担当。
澁谷克彦|アートディレクター・グラフィックデザイナー
1981年東京藝術大学卒業。同年より資生堂宣伝部、2017年に独立。グローバルブランドのクリエイティブディレクション&アートディレクションとして、「Clé de Peau Beauté」「SHISEIDO」「THE GINZA」「INOUI」などを手がける。2012–2017年 資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクター。2025年– 資生堂企業広告のクリエイティブディレクション&アートディレクション。CI、book、ポスターなどのアートディレクション&グラフィックデザインとして、「ヒロシマ・アピールズ2019」「FELISSIMO CHOCOLATE MUSEUM」「ISSEY MIYAKE」「AYURA」「VERY」「女子美術大学」など。
佐藤 卓 監修『デザインあ みるほん』(NHK「デザインあ」制作チーム 編/佐藤 卓 監修・金の星社)
林 規章|グラフィックデザイナー
1987年よりグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。HAYASHI DESIGN主宰。視覚伝達を通して、図像の特質を見出し、コミュニケーションの核心を探っている。『ブルーノ・ムナーリの本たち』(BNN新社)、『ウィム・クロウエル 見果てぬ未来のデザイン』(BNN新社)、『デザインあ みるほん』(金の星社/NHK)、長沢慎一郎『Mary Had a Little Lamb』(赤々舎)のブックデザイン、国立成育医療研究センター 女性の健康総合センター「ICWH」のヴィジュアルアイデンティティ。 THE ONE SHOW DESIGN Gold Pencil、第27回亀倉雄策賞など受賞。女子美術大学教授、名古屋芸術大学客員教授。
門田克行|日本製紙連合会 総務・広報部 国際担当部長
1990年東京大学大学院修士課程(林産学)修了後、渡米し1997年オレゴン科学技術大学院研究所(米国オレゴン州)にてPh.D.(生化学)取得。株式会社日本紙パルプ研究所での環境影響評価業務を経て、2013年より王子ホールディングス株式会社にて研究開発および海外水環境事業に従事し、2022年12月より現職。現在は、これまでの紙と環境に関わる研究・業務経験を活かし、同分野の広報活動に注力している。
坂本俊太|グラフィックデザイナー
1993年大阪府生まれ。「グラフィックの玩具性(Graphics as Playthings)」を探求するR&DスタジオPlay.Graphics を主宰する。武蔵野美術大学を卒業後、博報堂でのアートディレクションを経て、クリエイティブスタジオNEW Creators Clubを共同設立。プログラミングや物理的な機構を用いて、触れる・動く・奏でるといったグラフィック体験を制作。鑑賞や情報伝達を超えたグラフィックデザインの可能性を問い直す。2025年には香港にてグラフィック演奏楽器「Modular Graphic Synthesizer」を発表。JAGDA新人賞、JAGDA賞をはじめ国内外のデザイン賞を受賞。
髙田 唯|グラフィックデザイナー・アーティスト
桑沢デザイン研究所卒業。デザイン会社Allright取締役。グラフィックデザインを軸にしながら、近年は日本国内やアジアで個展を開催し、欧州でもグループ展に参加している。2022年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された個展「CHAOTIC ORDER」に合わせ、初の作品集『AXIS』をori.studioとともに制作・出版。現在も彼らと継続的に作品集を発表し続けている。2011年JAGDA新人賞、2015年桑沢賞、2019年東京ADC賞、2020年TDC賞受賞。AGI会員。東京造形大学教授。
原 研哉|デザイナー
日本デザインセンター代表。武蔵野美術大学教授。主な仕事に、TAKEO PAPER SHOW「RE DESIGN」「HAPTIC」「SUBTLE」「PACKAGING──機能と笑い」展のキュレーション、「Ex-formation」などの教育活動、長野オリンピックの開・閉会式プログラム、愛知万博公式ポスターのデザインなど。2002年より無印良品のアートディレクターを務めるほか、外務省「JAPAN HOUSE」で総合プロデューサーを務めるなど、活動領域は拡張を続けている。著書に『DESIGNING DESIGN』(Lars Müller Publishers)、『白』『白百』(中央公論新社)、『日本のデザイン』(岩波新書)など。
竹田美織|グラフィックデザイナー
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、2011年より資生堂にてアートディレクター、グラフィックデザイナーとして従事。2021年独立、LAND OF LAVA Inc.主宰。展覧会、ホテル事業、化粧品、菓子飲料、書籍などさまざまな分野を横断したデザインを手がける。近年はブランドの立ち上げに際してのプロダクトデザインやビジュアルのディレクションにも注力している。ロゴ、プロダクト、パッケージ、空間に至るまで一貫した世界観を構築し、視覚と言葉の両面から、ブランドの美しくも確かな骨格を構築することを目指している。
Paper Parade|デザインファーム
クリエイティブディレクター守田篤史と、アーティスト・タイプデザイナー和田由里子によるデザインファーム。「紙と印刷、素材の《無限の可能性》を探求する」を原点に、幅広い知見とデジタル表現を横断し、フィジカルかつ立体的な体験を設計する。現在は主に、サステナブルな領域を前提とした「伝統工芸×テクノロジー」をテーマに活動している。作り手とユーザーをより良くつなぐコミュニケーションと、素材の価値を転換するデザインを通じ、伝統技術とその担い手が「創造的に持続できるブランディング」を行う。自主プロジェクトとして、紙製活字による新しい活版印刷システム「Papertype」、広告の社会的責任を問うための「Re-OOH Project」などを手掛ける。